新潟の地場産業を
支えるという誇りが、
次へのパワーを生む。

石油事業部・石油部門 川崎 凌 / Ryo Kawasaki 2014年 新卒入社

病院や工場など法人に対して石油製品を提案

石油製品の法人営業が私の仕事です。たとえば、病院へ災害時の自家発電用の灯油を、金属加工工場へは潤滑油などの製品を販売しています。

既存のお客様へのルートセールスも行いますが、注力しているのは新規開拓。新潟に多い中小の製造業に対して、定期的な訪問や、何気ない会話を通して徹底的に現状について伺い、ご信頼いただいた上で、先方の需要に合い、事業にとって有効な燃料や加工油の切替を提案します。

主力エネルギー、石油の営業を志望

営業の仕事に興味があり、就活では業界に縛られずに活動しました。その中で、エネルギーの主力である石油事業に関わる当社について知り、説明会に参加。130年を超える歴史があること、ガソリンスタンド経営で認知度も高いことから、この会社なら安心して仕事ができる、誇りを持って働けると思い、入社を決めました。

入社後に、母の実家が本社の近くで「髙助なら昔から知っているし、安心。」と言ってもらえました。

課題解決のための製品を模索する

ある金属加工工場に潤滑油の提案をしたことがありました。何度か訪問する中で、従来の潤滑油では切削刃物の持ちが悪いと聞いて現状を調査。刃持ちのいい潤滑油を提案しました。

従来品よりランニングコストを抑えられるので社長や経理は納得したのですが、職人さんは技術へのこだわりから従来品を支持し、納品には至りませんでした。が、経理サイドに納得していただいたので私にとっては成功体験。後に、別の石油製品のオーダーをいただきました。

目標は新潟の製造業を支える存在になること

今後はさらに、製造現場に対しての加工用潤滑油提案に注力していきたいと思います。金属加工といっても工法や機械は千差万別。お客様の工場で機械のメーカーや型番を見て検索したり、加工技術については動画サイトで見たりして、知識を増やしています。こちらが理解できればお客様に評価され、それは達成感に繋がりますし。一度信頼いただけると長いお付き合いができます。

新潟・山形・福島の製造業を支えるという大きな目標に向かって努力していきます。

※2019年12月に取材した内容です。