従来より、軽油に課されてきた「暫定税率」を2026年4月1日より廃止する方針で、関連法案が成立しました。

軽油の暫定税率廃止後の影響について、皆様の関心が高いと感じ、掘り下げてみたいと思います。

※2026年4月1日からのコスト変動が据え置きであるという前提で、2026年3月31日時点で軽油本体価格が100円とした場合の試算をしてみます。

一般消費者の方は、2026年3月31日までは142.1円/Lで購入できていたものが、2026年4月1日から143.81円/Lとなり、わずかながら値上げとなります。

また、免税事業者の方は、2026年3月31日までは110円/Lで購入できていたものが、2026年4月1日からは、128.81円/Lとなり、大きな値上げとなってしまいます。

暫定税率の廃止にともなって、現在給付されている激変緩和補助金も廃止となります。

つまり、軽油については暫定税率廃止の影響を受け、実質は値上げとなることにご留意いただければと思います。

詳しい組み立ては、画像をご参照ください。

 

※本資料は、現時点で公表されている制度内容をもとに作成しております。今後の法令改正や運用変更により、内容が変更となる場合がございます。

 

事業	石油事業
納品種類	軽油
納品日	2025年12月
納品内容	軽油の暫定税率廃止に関して